不思議な外務官僚たち

わが国の外務官僚にはなかなか「人物」がいる。鈴木宗男のお友達の「国士」佐藤優などはかわいいものですね。「大使」は外務省内では部下から「閣下」と呼ばれているらしい。
山口洋一元ミャンマー大使
 今回のビルマ国民投票とサイクロン被害での軍政の対応で、あらためてミャンマーにスポットがあたったが、本当は日本国内で何がおこっているのか、をよくみることだ。この元役人は、どのような目にかつてかの国であったのかわからぬば、週間新潮に以下の文章を載せているという。
ミャンマーに純粋な意味での政治犯は一人もいない。「道路や公園など公共の場所で五人以上の政治目的の集まりは禁止(中略)屋内における50名を超える政治集会は許可制」といった古くからの法律に違反したものばかり。法治国家として当然のことを怪しからんというのは如何なものか。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%BC

岡本行夫
 南京事件70年に際しての発言。いかに読売新聞の紙上とはいえ、共産主義国家じゃあるまいし、誰が「官製歴史」を信じるのだ。
 「日本はどうすればいいのか。結論から言えば、政府が南京事件を検証した上で、自らの考えを世界に伝えるべきだろう。南京で、いったい何が起こって、何が起こらなかったのか。大規模虐殺はあったのか、なかったのか。それは、直接情報を持たないわれわれ一般国民が、断片的な知識で語れることではない。調査して確定的なことが言えるのは政府だけである。」
読売新聞「論点」 2007年3月2日 朝刊12面
http://www.yukio-okamoto.com/article/paper/paper20070302.html