駒場御三家

佐藤欣子死去74歳。朝まで生テレビで髪飾りをつけた異形の東大卒弁護士を初めて見たときは驚いたが、佐藤誠三郎の配偶者だと
知ったときは更に驚いた。
 猫猫先生駒場学派の歴史はいよいよ現在に近づいてきたが、駒場の御三家というと佐藤誠三郎村上泰亮公文俊平の3人を
思い出す。三人の中で残るはリクルート未公開株をもらっていた公文俊平だけ。この御三家もバカ左翼なんぞ軽蔑していたが、
保守政治家に擦り寄って資金にありつく様なんぞはあまり見良いものではなかった。「文明としてのイエ社会」も日本社会論として
どこか胡散臭いためにする議論の臭いがぷんぷんしていた。もう、この本についてあまり論じる人もいないのだろうか。

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 中央大学理工学部教授の刺殺事件を見ていて、大学内で「駒場学派」のような人間関係があるならば、恨みから殺人くらい起きても
おかしくないだろうな。

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フジテレビ「ありふれた奇跡山田太一脚本第二回。主演の仲間由紀恵はミスキャスト。携帯電話や紅白歌合戦の司会者のイメージが
強すぎて感情移入できない。それに加えて相役の加藤君はその辺にいそうな若者でリアリティあり。