インチキレポート

IPCC 2007年の第四次報告書の中で、ヒマラヤの氷河が2035年にも
消失するとの記載が一般の科学雑誌NGOが根拠も無く書いたものが
そのまま載っていたという話。
発端は1月17日英国のサンデータイムズがデータの信憑性に疑問を呈したことらしい。
その記事はこちら
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/environment/article6991177.ece

調べてみると読売の電子版にはこの記事があるのだが、印刷版にはこの報道がなかった。
こういうことをやってから新聞の発行部数が減っていくである。
こんなミスに気づかないなんて猫猫先生の今度の新書の校閲並みの話じゃないか。
やっている人たちは東大クラスの大学を出ているんだろ。しっかりせよ。
http://d.hatena.ne.jp/t0m0_tomo/20100121/1264078926

このレポートを作成していた学者のPCへハッカーが侵入し、「データ操作」等が
バレたことがついこの間あったが、その整理はこちら
http://knak.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/ipcc-87e7.html