都留重人とは

都留重人の経済学者との功績とは何なのか、よくわからぬ。まさか、サミュエルソン
やガルブレイズの翻訳や最初の経済白書執筆ということではないだろう。最晩年に
出した著書に新聞記事を大量に利用して論を立てていた本を見てがっかりした。
 また、竹中平蔵君も孫弟子にあたるとか新聞のインタビューで言っていたが、
彼の経済論をどう思っていたのだろうか。何分にも著作集とか全集とかが無いので
もはや誰もその経済論を振り返る人もいないのかと思っていたら、以下のものを発見。
http://blog.goo.ne.jp/hwj-tanaka/e/afbff16f43504cc4cb101923ce869a3c
若いときの方がまだ生き生きとした経済分析をやっていたように見受けられる。

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鶴見俊輔死亡説を流している人がいたようであるが、今月は2冊も岩波から出た。
こんな教育論が昔岩波から出ていたとは気がつかなかったが、秀才の教育論と
いうのもな。