リスク評価

http://takedanet.com/2011/06/post_5a56.html
ここで武田邦彦さんが触れている国立がんセンターの先生の理屈というのは
実に不思議なものだ。この独立行政法人は、チェルノブイリの国連報告を
HP上に掲載しているが、統計を示してわずかしか甲状腺がんが増えなかった、
から安心しろ、といいたいらしい。事実を控えめに示すだけでいいのに、
余計な価値判断までやってもらう必要はない。
  ゼロリスクへの偏執を批判するのはいいが、どの程度のリスクなら
社会として受容するのか、科学ではなく政治の問題である。
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レコード芸術」の7月号の連載に猫猫先生が登場。紹介されているCDは
藍川由美さんによる「小関裕而歌曲集2:レクイエム」
芥川賞落選以来、髭を生やしておられるらしい。
 日本人音楽家の伝記執筆にも意欲をみせておられるが、それよりも
江藤淳の伝記をお願いしたい。

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復興構想会議が増税を提言した。この不況期に増税をすればどういう
ことになるのか、初歩の経済学でもわかる。デフレを脱却できないため、
毎年自殺者が増加し、国民が苦汁を飲まされているのに、更に失業者を
増加させ、税収を減らせたいらしい。
五百旗という教授は歴史家らしいが、経済史は勉強したことがないらしい。
やはり増税を主張している経済オンチの村井宮城県知事とともに、単なる
無知だけではすまない犯罪者である。
 原発が途方も無く危険であるのにやめさせられなかった日本人がまた
このような馬鹿なことが眼前にあるのにやめさせることができない。
 われわれはいつになれば、過去の経験から学べるようになるのだろうか。

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http://www.taro.org/2011/06/post-1038.php
河野太郎が海外での原発工事プロジェクトの難しさをついている。
日本のエンジニアリング会社は、20世紀の終わりに海外でプロジェクト
受注に競い合ったが、その結果は受注できたものでも工期が当初予定
より大幅に延長となり、大赤字を食らった。
 原発の現場工事をまさか、インド人やフィリピン人にやらせるんじゃ
ないよね。

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http://www.youtube.com/watch?v=ByP8m3XOZdw
 脱原発の歌をAKB48が歌う日はくるか?

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http://d.hatena.ne.jp/vanacoral/20110527
畑村洋太郎「失敗学」が既に失敗しているのに、マスコミが妙な期待感を
あおっているが、こんな東京新聞の報道があった。