加藤典洋の賠償責任

加藤氏をタイトルにしてしまったが、氏のサバティカル日記なるものに
米国のレンタカーを借りようとしたところ、保険料が1日20ドルも
とられるので、別の保険会社を探して4ドル程度の保険料で契約した、
という話が出ていたので、お名前を借りた次第。
 日本ではレンタ会社も「運行共用者」として、事故を起こした場合、
広く責任を問われるようである。以下は仙台の犯罪的な暴走トラックの
賠償責任を日本レンタカーに認めた判決に対するブログ記事。
http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/6cd431d50176471efdf11e33b25ba840
 こういう法律構成であるとすると、レンタ会社としては自衛せざるをえない
はずであるから、米国における加藤氏のように保険はレンタするその場で
任意とはならないはず。
アメリカと日本では法律構成が違うのであろうか。
Herz の日本語HPでは対人賠償の保険料はレンタ料金に込みとなっている。
とすると、加藤氏が1日20ドルで加入しようとした保険というのは
免責部分や搭乗者傷害保険部分のことなのかもしれない。
http://cars.his-vacation.com/jp/jp/ct/insurance/hertz/

加藤氏の日記の記事で驚くのは保険の代理店が、ここ10年でドライバー保険を
契約したことが無い、ということで、内容もよく知っていないような話だ。

日本のレンタカー会社でも米国同様、料金に基本部分は保険料込みのようである。
http://www.nipponrentacar.co.jp/service/kiyaku.htm#service03

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http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/england/london/6720213.stm
古楽のイギリス人指揮者ロバート・キングがこんな罪で有罪になって
いるとはしらなんだ。