たかが牛丼屋、されど

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土曜日は白山通りのすき屋で、店員の「黄」さんが今回の事件をどう受け止めているのか、聞く訳にもいかないので、いつも通り、牛丼並みを注文したが、店は暇そうであった。
今日月曜日は新宿のNSビルつまりは日本一の大生命保険会社が大家である巨大ビルの1階で、すき屋の客はどのようなものを食しているのか、観察してみると、うなぎを食している金持ちもいるものの、牛丼並み240円単品を食っているものや、せいぜいそれプラス野菜セット100円也が結構多く、このビルにいるサラリーマンなんぞ、全国レベルでいえば経済的に恵まれているはずであるが、それでもこのような状態である。かくいう小生も松屋がプレミアム牛丼と称して100円値上げしたため、すき屋へ逃亡を図った口だが。低価格外食産業が「日本的福祉制度」などと抜かしていた東大学歴ロンダリング社会学博士課程氏は、どういう仕組みでこういうことがこの資本主義社会で「実践」されているのか、ちっとは想像力を働かせてみろ。
 「お客様第一」とかスローガンを掲げて従業員に長時間労働を強いている同種の企業に勤める小生にとっても人ごとではないのである。