しかし、それだけではない。
加藤周一さん お別れの会
有楽町マリオン11階
弔辞が終わり、献花が始まるまで1時間の会。
マリオンの1階入り口に列ができていたので、やっぱり混むかと思ったら、映画のチケットを買う列だった。参加者も
小生が一番若いくらいで、20代なんてほとんどいない。駒場で講演を聞いた連中は死んだ人なんか知らん、ということか。
少なくとも俺の学生時代は野次馬根性くらいはあったぞ。
喪主である矢島翠さんの今日のご挨拶の中に、加藤さんが好きだったレトリックとして「しかし、それだけではない。」という
のがあった。「本日ここで加藤の写真と皆さんが交し合う視線」というのも。
会場に掲げてある写真に1992年春撮影の孫の長谷川香穂子ちゃんと一緒にという写真があったので、「本はねころんで」さんが
いうようにお子さんがいなかったということではないのではないだろうか。
http://d.hatena.ne.jp/vzf12576/20090212
この会場のホールの写真を掲げている人がいたので、
ご覧あれ。
http://www.freeml.com/ep.umzx/grid/Blog/node/BlogEntryFront/user_id/6727000/blog_id/31952
べルリン自由大学の教授はこちら
http://www.geschkult.fu-berlin.de/e/oas/japanologie/institut/mitarbeiter/professoren/kirschnereit/index.html
平凡社のHPでも
http://heibonshatoday.blogspot.com/2009/02/blog-post_21.html
鶴見俊輔の弔辞が代読だったのが心配だ。
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3月28日にジュンク堂池袋で、四方田犬彦と平岡正明のトークあり。
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金曜日の夜にNHKで放送のドゥダメル、シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラの録画を見る。東京芸術劇場。
当日会場へ行こうかと思ったが、スケジュールあわず。ステージの上に一杯の団員の数の多さに驚く。録画はハンフリー・バートン
なんぞより、NHKのスタッフの方がよほど上手いといつも思う。指揮者、独奏者、全体の俯瞰の切り替えが見たいときに上手く
捉えているという感じ。
肝心の演奏は、ラテン的なチャイコフスキーというのはどうか、とも思ったが、音楽のエネルギーに圧倒された。何よりも
奏者が音楽を楽しんでいるのが伝わってくる。ドゥダメルもメキシコのエンリケ・バティスほどではないが、おもしろい。