ジュンク堂における四方田犬彦

3月28日19:00ジュンク堂トークショー 四方田犬彦
5月に70年代の大学時代のことを回想した「歳月の鉛」が出るとのこと。 
内ゲバで級友が突然死ぬようなキャンパスの状況であったので暗い本になるとのことであった。現在経済学者となっているK(あの人ですね)は共産党系で「足蹴りのK」と呼ばれていた、という話も。(確かにWPをみるとKさんは当時民青が牛耳っていた教養学部自治会の委員長であったとある。)「先生とわたし」と時代は重なるが、
 猫猫先生は四方田氏と言葉を交わしたことはない(「東大駒場学派物語」)ということであるが、ぜひ、「歳月の鉛」が出た際にはどこかの雑誌でご対談の企画をお願いします。そういえば、猫猫先生由良君美さんには関心がないのかしら。
 東アジアや東南アジアの映画がどのようなものであって(怪奇映画らしい!)どう社会的に受容されているか、というようなテーマは四方田氏以外ではできないかもしれないが、それで研究書を一冊作ってしまうなんていうのは、一種才能の乱費という気もしますが、いかがでしょうか、四方田さん。