神保町を行く外国人

 昔に比べると神保町を歩く外国人が多くなっているような気がする。レトロな東京として観光に来ているようなものもいるが、大胆にも店内に入って棚を眺めて本を探しているのも少なからずいる。
 先週の読売新聞にハーバード大学で日本文学を研究しているアメリカ人学生が一誠堂にインターンシップで来ているという記事が社会面にでかでかと出ていた。古書会館の即売会にも殆ど毎回くる若い外人がいる。昨日も来ていたが、買っているのは日本学関係の英語の本ばかりだったが。昔、古書会館の前で雨のために滑ってひっくり返ったことがあったが、「大丈夫ですか」と手を差し出してくれたのも外国人だった。この人はその後地下1階でまた会うのだが、残念ながらどんな本を漁っていたか、忘れた。
 どこかの雑誌で神保町を行く外国人の氏素性を調べる特集をやってくれないかしら。

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ついにポリーニのバッハ平均律第一巻の録音が9月に登場。
http://www.hmv.co.jp/news/article/907290004/