加藤周一自選集発刊

池袋ジュンク堂岩波書店から出る加藤周一自選集10巻のパンフレットをもらう。9月17日第一回発売。編者は鷲巣力氏。これが出るということは本当の全集は出ないということだろう。逆にこれによって自選の対象とならなかった文章群が気になる。誰かそれをテーマに将来書いてもらえないだろうか。公表された前文の量は膨大なものらしいから物理的に全集発刊は困難ということであれば、第10巻にある著作目録は完璧を期してもらいたい。

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創価大学の宣伝が活発化。今や私立大学の広告はめずらしくもないが、選挙前でもあるし。この宗教団体と協力関係にあるらしい読売新聞の7日の創価大学一面広告も目立ちますね。橋本五郎読売新聞論説委員創価大学学長との対談あり。橋本さんというのは割とまともな書評を書いたりしている人であるが。創価大学のテレビコマーシャルも日本テレビで流し始めた。選挙前のイメージ戦略としては吉とでるか、凶とでるか、微妙なところではないだろうか。 麻薬疑惑の酒井法子山梨県で某新興宗教団体のところに隠れていたという話があるが、このことをマスコミに流したのが敵対するこの宗教団体という情報もネット上で出回っている。

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今度の裁判員制度のよる裁判に関する報道を見て、このような馬鹿な制度は即刻廃止すべき、と確信した。
まさに「衆愚制度」である。誤判がさらに増えるだろう。民放では5人の裁判員の会見の時に顔を流していなかったが、NHKは堂々と流しており、裁判官はそれなりの人を選任したのであろうが、会見内容をみてやっぱり無理だ、と思った。ド素人に判断させてどうするのだ。ショーにもなっとらんよ。