ホルショフスキーの奇跡
パイオニアがついに生産中止したとかいうレーザーディスクの最終機を手に入れ、昔のLDを見直していたら
昔ソニーから出ていたホルショフスキーのドキュメントに出会った。これは確か最初にテレビで放映されたものに
追加映像をつけてLDしたもので、当時発売になったときに直ぐに購入した記憶がある。
今、見直してみると5歳年下の修道女となっている妹さん(この方も90歳を越えている)の話や、やはりピアニスト
である50歳年下の奥さんとのやり取り、あるいは機嫌の悪いときのホルショフスキーの様子が出てきて、こんな
シーンがあったかと我ながら自分の記憶の頼りなさに情けなくなった。
この最高齢のピアニストのみずみずしい演奏シーンがたっぷりあって、飽きさせない。このようなドキュメンタリーが
日本人(テレビマンユニオン)によって作られたことを誇りに思う。また、安田火災が資金援助をしているのにも驚いた。
(ゴッホのひまわりだけではないのですね!?)
カザルスホールの演奏会は既にDVD化されているが、こちらの方はまだなっていないはず。ヤフーオークションで
探したら1万円で出している人がいたが、中身からいえば安すぎるだろう。
追記
タワレコードから晩年のライブレコード4枚が3枚にまとめられて11月に出るらしい。2500円。
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ポリーニのバッハ平均律を聞いたががっかり。音がなっているだけ。空虚そのもの。やはり合っていない。
モーツアルトの協奏曲の弾き振りも音がなっているだけ、という印象が強かったが、歳をとることと、曲の
表現の深化は恐ろしいことに一致しない。