熱狂の日最後の演奏

熱狂の日の最終日の最後の演奏、ミッシェル・コルボ指揮ローザンヌ合唱団、
シンフォニア・ヴァルソヴィアによるモーツアルト・レクイエムを聴きに行く。
 昨夜以上に気温が高くて自転車で風を切るのにちょうどいい気候。連休も
終わりに近づき、街がいつもと違った雰囲気でなごんでいる。この時間になると
丸の内高級ブティック街も人が少ない。
 21:15東京フォーラム到着、まだチケットが残っているらしく、列を作って
買っている人がいる。昨晩NHKでライブ放送した影響があるのかどうか。入りは
B席がだいぶ空いており、7、8割くらいか。
 昨晩通して聞いたので、どうしてもそれと比較してしまう。
最初のオルガンによるショパン前奏曲は、自らの葬式用としてはうまく選曲した
と思う。ちょっと弾き間違いがあった。
 テレビ放送では気にならなかったが、Aホールの舞台が広くて、オケが真ん中に
ちょこんと集まっている感じ。前から13列の端のほうであったので、よけいに
そう感じたのかもしれないが。
 コルボの演奏は、昔よりテンポが速く、造りも大きい。椅子によっかかっての
指揮であるが、力が入ると直立して指揮をし、心なしか昨晩よりそれが多かった
ような気がする。コルボの指揮はともかく、やはり合唱団の力量が高い。
 曲終了後の拍手が鳴り止まない。みんな立ち上がって拍手し、別れを惜しんでいた。
 本日も全体で90分近いコンサートであった。

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これもそっくり。パクリの伝統。