変節の輩

黒古一夫先生のコメント
道浦母都子の『無縁の抒情』が岩波現代文庫の1冊になった際、収録作品を
原本と異なるものにした、というのは多くの人が知る事実です。僕の友人の
歌人など、そのことがあったために「あいつは、……」と、かつては全共闘
世代を代表する歌人と褒めたたえていたのに、今では名前を聞いただけで
唾棄するような言い方をしています。ただ、僕はそのことは大いに批判される
ことだが、『無縁の抒情』の全体は評価に値する内容を持っていると思い、
全否定できないと思っています。
 それは、井上ひさし天皇から「賞」を貰ったからと言って全否定できないの
と同じ論理・感情だと思います。」

 こういうことを言っておきながら、社民党を離れた辻元清美を批判している。
この先生はどうしようもない。