booker賞は

日本の芥川賞の受賞作さえ、まともに読んだことがないのだから、
イギリスの小説の賞がどんなものであるか、知らないとしても
別段不思議ではない。かつての受賞作をみても翻訳されたものも
むしろ少ないようであるからして、日英の小説読者の関心も
どっちが世界文学に近いのかわからないが、必ずしも同じでは
ないことがわかり、なんとなくほっとする。
 ただ、この賞のサイトをみて、マンという投資顧問会社
資金を出していることを知り、さすが資本主義の本場は違うな、
という思いはある。
http://topics.nytimes.com/top/reference/timestopics/subjects/m/man_booker_prize/index.html?inline=nyt-classifier

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101015-00000521-san-soci
日本考古学協会の蔵書数万冊が保管してくれる組織が国内でみつからず、
英国の組織が引き取ってくれるという話は先週の朝日新聞にも出ていた。
日本にはCSRだとか、環境問題に対応とか、人気取りみたいなことにに
精を出す会社経営者はうんざりするほどいるのに、上記のマンのような
投資顧問会社もないようだ。また、最高学部も。
こういうときには西洋崇拝せぜるをえない。