シナ=中国

加藤周一が中国をシナと「続羊の歌」で呼んでいると書いている人がいたが、
こんなのも見つけた。
 
「加藤さんの文章を引用しますとね、7〜8世紀の間にシナ語ー「シナ語」というのは
いま言ったような「中国の言葉」という意味で、日本の近代化の中で意図的にねじ
曲げられての差別用語ではありません。中国文学者の吉川幸次郎氏も日常的に
そういわれていました。」(大江健三郎」「いま「日本文学史序説」を再読する」)

(「知の巨匠 加藤周一岩波書店 )