英国原発事情

イギリスのドーバー海峡に面したところにある古い原発廃炉のFTの記事。

http://www.ft.com/intl/cms/s/0/834f2600-be7a-11e0-ab21-00144feabdc0.html#axzz1UOdbq6Q9


A ,Bの二つがあって後者は民営化後フランスの電力会社であるEDFが所有している。

自国の電力会社を外国企業に委ねているのにまず驚く。Aはすでに老朽化で廃炉

B の方も2018年には廃炉に。新しいCというのをEDFが建設する計画があったが

福島の影響もあって政府が認めず建設中止。地元は、建設推進賛成が多いらしいが、

その理由は日本と同様雇用対策。20代前後の若者の3人にひとりが失業。

http://en.wikipedia.org/wiki/Dungeness_nuclear_power_station

 この記事では洪水のリスクを懸念している。

EDFがノルマンディで建設中の原発の完成が遅れ、建設費が高騰しているのに

、英国人はまだフランス人を信じているらしい。いつの間にそんなに間抜けになったのか。

http://www.ft.com/intl/cms/s/0/b236f64a-b2f0-11e0-86b8-00144feabdc0.html#axzz1UOdbq6Q9

英国原子力産業協会の代表 元労働党内閣大臣ハットン卿、「月2,3日のご出勤で

年3万ポンドの報酬だが、原発の危険性を確信するならばフルタイムで働く必要があるだろう」と

皮肉られている。どこの国でも業界に寄生している政治家や役人はいるということらしい。

http://www.ft.com/intl/cms/s/0/1a2c90d6-bf65-11e0-898c-00144feabdc0.html#axzz1UOdbq6Q9