九州電力 第三者委員会の方々
http://www.kyuden.co.jp/press_h110727b-1.html
マスコミ報道では郷原さんだけが九電の腐敗をえぐり出すべく頑張っている
ように見えるが、その他のメンバーはどんな人々か。すくなくともご経歴等を
見る限り中立性があやしい。こんなメンバーで委員会を作っているセンス自体が
どうかしている。
九州大学の先生であるが、元東芝の法務関係の部長さん。大学の実務家採用の
積極化で、東芝をはじめとする原発村の方々が旧帝大の教授におなりになり、
福島原発事故後も珍妙なことをテレビで開陳されていることは既に国民の間では
周知の事実。
企業法務の方らしくPLの勉強もされていたようだが、この内容が気になる。
阿部道明他,製造物責任の現状と法理論,21世紀の原子力工学の課題VI-技術と人間の関係-,2002.12.
企業コンプラのご研究も。
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/16530068
あらら、九電の2006年CSR報告書の第三者意見書までお書きになっている
じゃないですか。報告書の書きぶりは見ましたが、実態までは責任もてません!
http://www.kyuden.co.jp/library/pdf/csr/18.pdf
この時は既に玄海原発プルサーマル討論会でのやらせが行われていた時期で、
「ステークホールダ―とのコミュニケーション」も積極的におやりになっていた時期。
「問題事案の発見に役に立つ内部通報制度」などはどうなっていたのでしょう。
2006年に東電不祥事事件をきっかけにして「企業倫理の向上を目的に」役員以下幹部に
講演している。まったく役に立たなかった。1講演100万円くらいもらったのか。
http://www.shl.ne.jp/newscom/index.asp?y=2006&m=10&d=2
こんな内容で講演をしているらしい。初独、再読に値する本のリストがこの博士の
人格をうかがわせる。
経歴をみるとまさに原子力村の御用学者。
http://www.rieti.go.jp/jp/events/bbl/08111701.pdf
原子力安全委員会の専門委員も。