低線量被爆

NHKの年末の室井某を起用した放射線被爆についてのドキュメンタリーの杜撰さを
指摘する声は大きいが、それもネットでの話である。一体何を根拠にこんなことを
いっているのか、証拠を出せ!とでも言いたくなるような話もあったが、ICRP
委員の取材は当人に聞いているので、(翻訳に問題もありそうだが)が何とも
いえない。
 ネット上で自称他称の専門家が乱れて、放射線リスクを「評価」しているのは、
なかなか壮観である。
最近発見して興味深かったのがこれ。

http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1230.html
「ところが、ネットで横行した議論はそうではなかった。それは、上記『NATROMの日記』
の記事のコメント欄を見るだけでもよくわかる。そして、白血病で亡くなった方の
死を東電原発事故と結びつける例は後を絶たなかった。
私が知る限りもっとも悪質な例は、現役の医者であって白血病に関する専門知識を
十分に持っているはずの、ある九州在住の開業医が、動物保護活動をされていた
女性が福島第一原発から20km圏内に入ったために白血病を罹患して亡くなったと
いうデマを拡散したことだった。亡くなった女性の友人が、このデマを広めた
Twitterまとめサイトに抗議して、「院長」氏のブログにもそれを指摘した
コメントが掲載されたにもかかわらず、「院長」氏は当該エントリに
の件に関するコメントは、以降投稿禁止処置をとります。
という冷血な文章を書き添えて、コメントを受け付けなかったのだ」
 元東京電力社員の当の内科医はついに講演会をはじめるらしいが。