戦中の吉田秀和

http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20101002/1285999150
 これは山田耕筰と山根銀二の論争?についてのブログであるが、
おしまいに吉田秀和が左翼から批判されていることが記載されている。
 吉田が共産政権が芸術家の創作に介入してくることについて慎重な物言いを
していたことがあるらしいがそれについて左から批判されていたということ
らしいが、具体的にどこでそのような発言をしているのか、記載がない。
 また、伊東乾が吉田の生前に玉音放送について質したところ、まだ
生存者がいるから、とかいってはぐらかされたことをツイッターで言っている。

吉田秀和氏の訃報に複雑なものを思う。いままで2度、機会があり、玉音
放送のことを訪ねたが、毎回「まだ生きてる人がいますから」とお茶を
濁されたのだけれど、結局本人も黙って逝ってしまわれた。」5月27日

 吉田の戦中の役人時代は、何をやっていたのだろうか。平野謙の情報局に
おけるような「活躍」があるのだろうか。それこそ「生存者」はいなくなり
つつある。