2008-11-30から1日間の記事一覧

「日本語が亡びるとき」はくるか。

英語の「普遍性」を語るあまり、現に我々がその言語をもって生きている日本語に対してこれほど悲観的になるのが全く理解できない。水村は日本語の、近代日本文学の牙城として何を想定しているのか、本当に守るべきまたは参照すべき日本近代文学とは何か。 鴎…

「レンコン」

性の文化史は、テーマは学問としてやろうとしても、素材が乏しく実証しにくいため、なかなか難しい。 井上章一ならばの追及であるが、参加した若手学者への周囲の眼は温かいものではないようだ。 まえがきに「学会のキャリアアップには、必ずしもつながらな…