東大比較文学は保守か?

ウィキ「比較文学」に
東京大学比較文学に学んだ者の中から、芳賀徹平川祐弘亀井俊介小堀桂一郎が輩出し、東京大学教授として「四天王」と呼ばれ、同研究室を支えたが、うち亀井はアメリカ文化研究に移行した。芳賀、平川はその博識をもって多様な手法を編み出したが、小堀と合わせて日本中心的な志向性が目立ち」とある。外国研究をやって本場にかなわぬことがわかって日本回帰をする、というのが、近代日本のインテリのひとつのパターンであるようだが、マイナー絵描きやラフカディオ・ハーン天皇を持ち上げることに精を出すより、死ぬまでに学者として老成した著作を残してもらいたい。
この三人に対して、その政治がかった主張を外人の前で海外でやってみろ、という人がいたが、猫猫先生によると平川先生は実際に遠慮なくやっていたらしい。弟子たちはこの先生たちの変なご意見を批判したりはしない。ぜひ、猫猫先生に次の小説のテーマとして「先生たちとわたし」を書いて、その狂気の原因を追究してもらいたい。
ところで、小堀先生は次のようなサイトをご存知か。DVDショップ桜なんて裏DVD屋かと思ったよ。(いまどき裏DVDでさえ1枚5000円以上のボッタクリ商法なんてないぜ)www.exs.jp
小堀先生、鴎外研究へ戻ってください。
PS:今思い出したが、小堀先生の政治的立場からいえば、岩波書店から新著なんかもう出さないだろうとおもっていたら、突然過去の鴎外研究をまとめて出版したときは本当に驚いた。 案外、開けた人なのかもしれない。