自衛隊機中国派遣

 29日新聞TVが一斉に自衛隊機で援助物資を輸送することを中国政府が要請してきたと報道し、驚いたが、やはり「いかさま」だった。中国政府といっても中国軍の少佐、役所でいえば課長補佐あたりが打診してきたのをそのまま政府の意思として確認もせずに発表したらしい。外務省というのはどうなっているのだろうか、機能しない役所ですね。マスコミも裏もとらずに大本営発表をそのまま垂れ流している。記事を読んでも誰が本当にそう要請してきたのか、わからず。アフガニスタンで軍需品の空輸を手伝って喜んでいるのと同じだが、また民間機では危険とかいうのだろうな。別に被災者のことを考えているのではなく、この機を利用しようとしているだけ。官房長官自民党幹事長が別のことをいっていたのには笑ってしまった。また、ロシアと米国軍が成都の空港へ既に空輸をしているという報道が出てきたのにも驚いた。前にも触れた阪神淡路大地震のときの自衛隊出動問題が、今度は海外向けに別の形で出てきたが、中国人がいやだというものはやめておきな。