新聞購読やめた

中学生の時から購読していた「新聞購読」をこの5月からやめた。40年来の新聞中毒であるような小生でさえ、購読を中止するのであるから、新聞社も経営大変だろうな。毎日配達される新聞を読むことが人生の一部であったから、かなりの方針転換であるが、不便を感じるのはTV欄でどのような番組を録画しておくべきなのか、ネットでは今ひとつ見やすい番組表がないため、不便を感じることくらい。「購読」をやめただけで、相変わらず毎週末には図書館でその週の分を読んでいる。購読していると余計な記事まで読んでしまうが、1週間分であれば、本当に重要な部分以外は読まない。ホルへ・ボルヘスが新聞なんぞは所詮DIARIAで消えていくものとかいったと記憶しているが、時間を経過してから読む新聞は「どこまで調べてこんなことを書いているのか」と思われるようなものが多い。速報性では所詮ネットやTVにかなわないのに、深い分析とかコメントもない。
 国内の新聞は買わなくなったが、一方でル・モンド週間版やニューヨークレビューは引き続き買っている。日本の新聞なんて国際記事なんてスポーツ欄より紙面が少ない。3大新聞なんてえらそうなこといって1千万部なんていっているが、オマエはほとんでスポーツ紙ではないか。それにくわえて政治ゴロの永田町記事。新聞がその程度だから日本の民主主義もしれたもの。部数減ったとはいえ38万部のル・モンドのほうが日本に住んでいても隅々まで読みたくなるぜ。