日経ヴェリタスの低レベル

体調不良のため、中断していたが再開。
この日経金融新聞の新バージョンは当初からこんなの誰が読むのか、という話が周囲にあったが、その産経新聞夕刊版とあわせた中身の薄さと程度の悪さに、その先行きが決まったようなものだ。6月8日付けの損保の前期総合力ランキング記事には笑った。三井住友海上が一位でミレアが3位だそうだ。成長性の指標として、損保と生保の収入保険料の合計として、ミレアがマイナス14%としているが、いうまでもなくミレアは意図的にリスク回避のために変額保険の引き受けを制限したのだよ。安定性として自己資本率を上げているが、自己資本率が高ければいいというものでないことはソルベンシーマージン論議で決着済みだよ。保険会社の評価の方法の基本さえわかっていねえ。この記事を捕らえて、自我持参している御茶ノ水の会社もどうかしているぜ。合併後、学力低下が激しいよ。