ゲルギエフにおける政治と音楽

8月21日にグルジアーロシア紛争がおきた際にさっそくロシア側の意図を汲んで官製支援コンサートを行ったゲルギエフである。一方的にロシアだけを批判する西側報道にも気をつけなければいけないが、愛国者ぶりを発揮する音楽家もあやしい。やっぱりプーチンのような政治家にすり寄らないと国家的な指揮者は勤まらんのだろう。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081019-00000515-san-int
日本の新聞には小さい記事で出たが、上の産経の記事はいい方。
直近のNY公演に先立ち、ゲルギエフの弁明
http://www.nytimes.com/2008/11/08/arts/music/08gerg.html?_r=1&th&emc=th&oref=slogin

西側の見方はこちら
http://www.forbes.com/opinions/2008/08/25/russia-ossetia-gergiev-oped-cx_jfl_gap_0826georgiaart.html

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オバマ新大統領を日焼けした若者と呼んだイタリアのベルルスコーニ首相。イタリアもおかしなのが国の大統領になるが、民主主義の欠陥なのか、よくわからぬ。
自衛隊田母神空幕長の「論文」を読んだが、そもそも日本語があやうい人ですね。これも学力低下の影響か。本当に日本国はヤバイ状態になりつつある。劣化ぶりがすごい。この人の場合は、国の現状を憂える前に自らの能力の無きを憂えよ。自衛隊員が70人も応募したのであれば全部読んでみたいので、退職金は返還せず論文集の出版に使えばよいと思う。