誤訳・悪訳・

大橋洋一先生が悪訳の例をあげている。


その1.フロイトと非ヨーロッパ人 訳者:長原豊 
http://d.hatena.ne.jp/rento/20061028
 この訳者と鵜飼氏との関係も微妙なんですね。確かに読みにくい日本語だと思ったが。
その2.R.ロバートソンの『グローバリゼーション――地球文化の社会理論』(東京大学出版会1997)
http://d.hatena.ne.jp/rento/20081108#1226157242
 この訳者はアメリカで博士号をとっているが、その訳のレベルをみると言葉の問題以前に基本的な能力が欠けているような気がする。若いときは優秀だったのか。

ところで大橋先生がこんなことをいっているが、証拠はあるか。普通は東大教授となればうかつに言わないものなのに。
「もちろん、私も、詳しい事情などわかるわけがないが――、ひとつだけ否定できない事実がある。それがワールド・トレード・センターの崩壊を自作自演としか考えられないものにしている。
WTCが垂直に崩壊して、グラウンド・ゼロのところに瓦礫と化したことである。よく古くなった建物を解体するとき、とくにそれが高層建築であるような場合に、周囲に迷惑をかけないように垂直に崩壊する。それは内部に爆薬を仕掛けてタイミングをはかり下から爆発してゆく。まさにそれと同じような壊れた方をしているのである。内部に爆薬を仕掛けて崩壊させたことは、まちがいないだろう。大型旅客機がぶつかったくらいで、あんなふうにこなごなには崩壊しない。」