学者の業績

防衛医科大学の国文学の教授が電車の中で痴漢をしたとして捕まり、最高裁で無罪となった。
普通のサラリーマンであれば、たとえ冤罪であれ、最高裁まで戦う気力はわかないが、さすが
大学教授ともなれば、自己の名誉回復のためにここまで頑張れるのか、と感じ入った。
 だが、60歳で教授に昇進し、とあるので、どのような業績があるのか、気になったが、次の
プログがあった。
http://d.hatena.ne.jp/eurospace/20090415
なかなか、全論文を調べるのは難しいようであるが、そのうちWPで誰か、全業績をどこかで
調べて載せてくれるだろうから、それを待ちたい。
 ところで、おもしろいのは長崎純心大学の石井望という先生がこのブログに実名(といっても
ひらがなで記載)で書き込んできており、そのご意見がまたおもしろいので、興味がある方は
上記のコメント欄をどうぞ。京都大学の中国文学博士課程を出た人で、中国語はわかるらしい。
(一番下までスクロールしてください)
http://www.nias.ac.jp/infomation/gakuho/pdf/gakuhoNo87.pdf
「映画やテレビドラマ、教育系などのDVDが安く入手できるため、中国の人の方が映画などたくさん
視聴できる。著作権上の制限の多い日本では考えられない事で羨ましく感じています。』と中
国や台湾で購入してきた電化製品を前に先生から話を伺った。」だそうだ。
 ところでこのeurospaceさんの過去のグログをみているとこんなもんが出てきた。
法政大学経営学部の同僚の皆さんによる論争のようであるが。
http://d.hatena.ne.jp/eurospace/20090211
このブログの最後にある佐賀大学の紀要に載った「本邦ケインズ学の貧困」がまたすごい。
これは羽入ー折原論争を思い出させる(だがあまり噂にもなっていない)京都大学ケインズ経済学者への挑戦状だ。
猫猫先生が喜びそうだ。