新聞を読まない総理

小生も新聞の購読をやめたので、他人のことは言いたくないのだが、以下の話題はあまり話題に
ならなかった。この総理はもちろん前のあの方。日本経済新聞2月27日夕刊
衆議院予算委員会27日午前、民主党逢坂誠二議員の質問
「一国のトップリーダーが『私は新聞を読まない』と公言するようなことがあってもいいのか」
「見出しを眺めることぐらいはするが、自分のことが書いてあっても大体違うのであまり読まない」

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沈まぬ太陽」、社内報で批判=客離れ誘発に危機感−日航
時事通信
 経営再建中の日本航空が、同社をモデルにした公開中の映画「沈まぬ太陽」(山崎豊子原作、若松節朗監督)を社内報で取り上げ、「当社を取り巻く厳しい経営状況は世間の注目を浴びている」との認識を示した上で、「企業として信頼を損なうばかりか、お客様離れを誘発しかねない」と批判していることが2日、分かった 映画で描かれている社内の報復人事や役員の不正経理、政治家・旧運輸省幹部らへの利益供与や贈賄について「こんな不正があるわけがない」と一刀両断。「国民航空」の名称やジャンボ機墜落事故の克明な描写から「『フィクション』と断っているが、日航や役員・社員を連想させ、日航と個人のイメージを傷つける」と反発し,

盗作問題でも話題となっていた山崎豊子さんはこのモデル問題の方が影響がはるかに大きい。誰が見てもこれが真実だと思ってしまうだろう。
まあ、虚偽だと言い切れないところが日航等のつらいところだが。「不毛地帯」の瀬島龍三のヒーロー化もしかり。