マサオ・ミヨシ死去

三遊亭円楽の死ばかりマスコミを賑わしているが、こんな人も亡くなっていた。

日本生まれの比較文学者、マサオ・ミヨシさん死去
2009年10月30日15時3分

 マサオ・ミヨシさん(三好将夫=カリフォルニア大サンディエゴ校名誉教授・英文学、日本文学、比較文学)が10月1日、肺がんのため米・サンディエゴで死去、81歳。葬儀は米国内で近親者で行った。日本でお別れの会などを開くかは未定。

 28年、日本生まれ。東京大学文学部英文科卒、同大学院修了後に渡米し、カリフォルニア大学バークレー校教授などを歴任。米国における日本研究をはじめ、幅広い研究活動で知られる

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最近出たカルロス・クライバーの伝記の許光俊の評。やっぱりかという感じであるが、小生は原本を買った。
「闊達な文章で楽しませるタイプの本ではないけれども、かつてクライバーの法外な音楽に胸打たれた経験がある人にはとても興味深く読めるだろう。そして、読んでいるうちに間違いなく、再びあの独特の音楽が聴きたくなってくるはずだ。私も、どうしようもなく懐かしくなってしまった。
 原文のせいでもあるだろうが、文意が取りにくい訳文、訳者がきちんと内容を理解しているか疑問と思われる文が散見されるなど、翻訳には不満を感じる。もちろんこれは翻訳者だけでなく、編集者の責任でもある。下巻ではもっとこなれた訳を期待したい。」
 こういうことをははっきりいうことは大事である。

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今日の日経「春秋」に松井選手が眠れぬ夜にモーツアルトを聞く、と言うようなことが書いてあった。にわかに信じがたいのだが、
本当ならどんな曲を聴いているのだろうか。