アルバン・ベルク「ヴォツェック」

加藤周一自選集第一巻をみていたら、最後に「現代オペラの問題」(1954年)というのがあって、アルバン・ベルクの
ヴォツェック」をウィーンで聞いた経験が書かれていた。今なら映像でもこのオペラをいつでも見ることができるが、
この時代にこのオペラを論じられても比較として出されている「カルメン」はともかく大概の読者にはどんなものか
想像することも難しかっただろう。

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天下り役人に個室がなぜ必要か。仕事をしていないのをプロパー職員に見られるとさすがに気がひけるのだろう。
小生の会社にもあるフロアには天下り役員の部屋がずらり。彼らは恥ずかしくもなく「出勤」してくる。
中にはこそこそしているのもいるが、普通の神経ならば泥棒に近い身分であるから、精神的にまいるはずだが、
さすが元役人は精神が図太い人が多いらしい。こういうものを野放しにしておいて何が企業の社会的責任なの
だろう。CSRとかいっている会社ほど怪しい。