G・スタイナーのこと

3月28日の毎日新聞の書評欄のこの人の3冊欄にG.スタイナーが川口喬一さんの
選で出ていた。言語と沈黙、慶応から出た来日時の本、バベルの後での三冊。
加藤周一との社会主義をめぐる対談のことも書いてあった。日本の英文学者との
チョムスキー理論についての論争は知らなかった。ましてや日本の英文学者の
英文の評価についても。彼が西欧中心主義であるという批判はあっている。

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田村書店の前を通ったら100円均一のハコが復活していた。
また、相変わらず神保町を行く外国人が多い。今日も一誠堂へ
5人で入っていく外国人を見かけた。本部古書会館の即売会でも相変わらず
古書をあさる外国人が。彼は何を研究しているのだろうか。実に渋い本ばかり
毎週金曜日に買っているのだが。誰かはやく神保町の外国人特集を
やってくれないか。

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神保町東京堂大澤真幸thinkingとかいう雑誌を見つけたが、中身はアフガンで
活躍している医師の中村哲さんの話題だった。もとより小生は中村さんの支持者であるが、
京大をセクハラでやめさせられてから時間も立っていないのに、こんなことを始めたのか。

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NHK「みんなのうた」の楽曲「コンピューターおばあちゃん」に不適切な映像が含まれて
いることがわかり、NHKは2日、映像を手直しすると発表した。
 この曲は、バイクに乗って宇宙を疾走する「おばあちゃん」のアニメーションが使われ、
1981年12月の初放送後、たびたび再放送されている。2004年にDVD化され、
信販売で5000セット売られたが、それを見た人の指摘で、おばあちゃんの背景に
女性の尻や胸、下着姿の写真がそれぞれ約0・1秒ずつ映っていることが判明した。
NHKは通信販売の名簿を基に、購入者に新たに手直ししたDVDを送り、古いDVDを回収する。

NHKおよびその関連会社はこのような無駄な作業をやる余裕があるのであるならば、貴社の
DVD商品のボッタクリ価格を下げることを検討すべきである。