久しぶりに田村書店で

7月から勤務先がお茶の水から移動したので、毎日神保町へ行くわけにも
いかなくなったが、久しぶりに田村書店へ。店頭100円箱で辻邦生責任編集の
「世紀末の美と夢」(集英社)6巻を入手。6冊で600円。1986年に出たときは
1冊2400円ということで買うのを控えたが、その後この6冊が話題になったことはあまりない。
 二段組みで投稿している人もそれなりの人々。これは誰の蔵書だったの
だろうか。こういうものが出てくるので田村書店は毎日でも通う価値があるのだが、
それもかなわなくなってしまった。
 それはそれとしてだれか辻邦生の伝記を新書で出さないものだろうか。