カダフィの本棚
このカダフィの後ろに並んでいる本はどんなものだろうか。
彼の愛読書だろうか。あまり読書とは縁のなさそうなヒトだが。
http://www.youtube.com/watch?v=c1xN6lFEE-M
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藻谷浩介 著『デフレの正体 経済は「人口の波」で動く』
年末に養老先生が今年の3冊とかで挙げており、納得いった、みたいな
ことを書いていたので除いてみた。
新年のNHKのノーベル賞根岸先生と一緒に著者がご出演されているのを
みてその中で?と思うことがいくつかあったが、実際読んでみると
やっぱりそうだった。
この人は経済学部出身の人じゃないろうという感じがしていたが、やっぱり
東大法学部だった。さすがにネット上に経済の基本がわかっていないと
いう評も出ている。
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4047102334/ref=cm_cr_dp_hist_1?ie=UTF8&showViewpoints=0&filterBy=addOneStar
賛成できるのは、老人から若者への冨の移転という点だけ。
著者は全国で講演して歩いているらしいが、生産性の向上とか、
技術革新にあまり積極的な意味を見出さないような議論を中小企業の
経営者の前でやっているとするとほとんど犯罪的である。日本政策
投資銀行は即刻このような講演活動を中止すべきだろう。
こんな本が広まって売れるというのは日本社会の行き詰まりを象徴する
ような話ではないか。
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吉本隆明 論争のクロニクル 添田馨 響文社 2010年7月
全体をうまく整理してあって、便利。だが、これで読んでも
吉本・花田論争がなぜ論争であったか、腑に落ちない
ままだった。
ところで吉本の「憲法9条論」というのは加藤周一・九条の会の
9条擁護論とほとんど変わらないと思うのだが。
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今年はセリーヌ没後50周年で、フランスが国家的行事を行なおうとした
ところ、ユダヤ団体から講義され、ミッテラン文化大臣が取りやめを
決定したとのニュース。